概要
嗅粘膜上皮から発生する悪性腫瘍で、発生頻度は鼻副鼻腔悪性腫瘍の2〜3%と稀な疾患です。解剖学的な発生部位から、頭蓋内や眼窩などの重要臓器への浸潤を来たすことが少なくありません。
治療
治療は手術と術後放射線の組み合わせが一般的です。手術は腫瘍が頭蓋内へ大きく進展している場合には開頭による前頭蓋底手術が行われますが、近年では内視鏡による前頭蓋底手術も普及してきており、当院では耳鼻咽喉科と脳外科の合同手術による内視鏡手術を積極的に行っています。
概要
嗅粘膜上皮から発生する悪性腫瘍で、発生頻度は鼻副鼻腔悪性腫瘍の2〜3%と稀な疾患です。解剖学的な発生部位から、頭蓋内や眼窩などの重要臓器への浸潤を来たすことが少なくありません。
治療
治療は手術と術後放射線の組み合わせが一般的です。手術は腫瘍が頭蓋内へ大きく進展している場合には開頭による前頭蓋底手術が行われますが、近年では内視鏡による前頭蓋底手術も普及してきており、当院では耳鼻咽喉科と脳外科の合同手術による内視鏡手術を積極的に行っています。